東洋医学

2026年06月28日

咳が長引く方へ

「咳止めだけでは治らない咳」に、漢方という選択肢があります

咳が何週間も続いていて、
「薬を飲んでいるのになかなか良くならない」
「検査では異常がないと言われたのに咳だけ残る」
そんな経験はありませんか?

日吉の森内科クリニックでは、西洋医学による正確な診断を大切にしながら、必要に応じて漢方薬を組み合わせた治療も行っています。


まずは西洋医学で原因をしっかり調べます

咳にはさまざまな原因があります。

  • 風邪のあとに続く咳
  • 気管支喘息・咳喘息
  • アレルギー
  • 副鼻腔炎(後鼻漏)
  • 胃酸の逆流(逆流性食道炎)
  • 肺炎や肺がんなどの肺疾患
  • 心不全 など

まずは胸部レントゲンや呼吸機能検査、FeNO(呼気一酸化窒素検査)などを行い、原因を診断したうえで適切な治療を開始します。

漢方は「原因を調べないで飲む薬」ではありません。
西洋医学による診断があってこそ、安全で効果的に活用できます。


漢方では「体全体のバランス」を診ます

西洋医学では「咳」という症状を治療しますが、漢方では

「なぜその人に咳が続いているのか」

という体質まで考えます。

東洋医学には

「肺は気を司る(はいはきをつかさどる)」

という考え方があります。

肺は呼吸をするだけでなく、全身の「気(生命エネルギー)」や「水分」の巡りを整える働きがあると考えられています。

そのため、

  • 気の流れが滞る
  • 水分代謝が悪くなる
  • 乾燥する
  • 冷えがある

などの体のバランスの乱れが、咳や痰を長引かせることがあります。

西洋医学と漢方は対立するものではありません

「漢方だけで治す」
「西洋薬は使わない」

という考えではありません。

例えば、

  • 吸入薬で炎症を抑えながら漢方を併用する
  • 咳止めと漢方を組み合わせる
  • アレルギー薬と漢方を併用する

など、それぞれの良いところを活かした治療を行っています。

実際に、西洋医学だけでは十分に改善しなかった咳が、漢方を追加することで改善するケースも少なくありません。


一人ひとりに合わせて処方を選びます

漢方薬は「咳にはこの薬」というものではありません。

同じ咳でも、

  • 乾いた咳なのか
  • 痰が多いのか
  • 冷えがあるのか
  • 体力があるのか
  • 疲れやすいのか
  • 胃腸は丈夫か

などを総合的に判断し、その方に合った処方を選びます。

そのため、同じ病名でも処方が異なることがあります。


長引く咳でお困りの方へ

咳が長く続くと、

  • 夜眠れない
  • 会話がつらい
  • 周囲の目が気になる
  • 仕事や家事に集中できない

など、生活の質が大きく低下してしまいます。

「咳止めを飲んでも良くならない」
「吸入薬だけでは改善が不十分」

そのような方は、漢方を取り入れることで改善のきっかけが見つかるかもしれません。

日吉の森内科クリニックでは、西洋医学による的確な診断と、中医学の考え方を取り入れた漢方治療を組み合わせ、一人ひとりに合った治療をご提案しています。

長引く咳でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

HIYOSHINOMORI INTERNAL MEDICINE CLINIC